- 2022/08/01
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今、本気で向き合う カスタマーハラスメント
2021年度介護報酬改定で、介護サービス事業所にハラスメント対策が義務づけられました。なかでも古くて新しい問題と言えるのが介護サービスを利用している本人や家族からのハラスメント(カスタマーハラスメント)です。被害はなぜ起こるのか、どうしたら防ぐことができるのか、改めて本人、家族、ケア専門職それぞれの立場に立って考えてみます。介護の本質が見えてくるかもしれません。
「カスハラ」を正しく理解しよう
多様化するカスタマーハラスメントの「本質」と「5つの対応原則」 ~「いま、そこにある危機」こそ地域包括ケアシステムの課題~
執筆 高室成幸◎ケアタウン総合研究所 代表
カスハラ対策 現場はいま
地域で、社会全体で考え対応する仕組みを 「何でも屋」ではない、正しい理解の促進も
取材協力 遠藤貴美子さん◎株式会社わかばケアセンター 居宅業務管理課課長
鼎談で深堀り!
いま、そこにある危機 ! カスタマーハラスメントから介護現場を守るために
参加者 高室成幸さん◎ケアタウン総合研究所 代表/真下美由起さん◎弁護士 伊井・真下法律事務所/奥田亜由子さん◎日本ケアマネジメント学会 理事 日本福祉大学 非常勤講師
より良い関係性構築のために
利用者、家族、ケア専門職 三者のウェルビーイングを目指し続ける
取材協力 松本一生さん◎松本診療所(ものわすれクリニック)理事長・院長 精神科医
特別企画
摂食嚥下リハビリテーションで地域を活性化するための3ステップ
執筆 石山寿子◎言語聴覚士・博士(歯学) 国際医療福祉大学 成田保健医療学部言語聴覚学科准教授
視点
訪問介護における新型コロナウイルス感染症への対応と求められる平時からの取組
民介協による厚生労働省「令和3年度老人保健健康増進等事業」の成果をベースとして
執筆 田中知宏 ◆ 株式会社浜銀総合研究所 地域戦略研究部 上席主任研究員
連載
- 記録革命が未来を拓く 第14回
重層的支援体制整備事業で発揮されるF-SOAIPの真価 ~メゾ・マクロレベルでの活用を考える~
立川正史◎那珂川町役場社会福祉係 主任社会福祉士 修士(医療福祉学)
品川区におけるF-SOAIP導入後のマクロレベルでの多面的展開 ~適切なケアマネジメント手法や重層的支援体制整備事業等の施策の基盤として~
高桑晴彦、野口貴生◎品川区福祉部高齢者福祉課
地域共生社会実現に向けたF-SOAIPの活用の可能性 ~自治体でのモデル事業と厚生労働省への出向体験をふまえて~
斉藤正晃◎福井県坂井市健康福祉部福祉総務課
小嶋章吾◎国際医療福祉大学大学院/蔦末憲子◎埼玉県立大学 - 4つの視点から考える 幸せのためのヒント
小笠原綾子 ◆ ライター/編集者 - 長尾和宏の在宅介護を快適にする極意
長尾和宏 ◆ 長尾クリニック院長 - カナダの福祉 最新レポート
二木 泉 ◆ 介護福祉士 - ソーシャルワーカー道まっしぐら
宗利勝之 ◆ 合同会社地域生活支援ムネマル 所長 - うらわか介護
岡崎杏里 ◆ ライター&エッセイスト - 医師との上手なつき合い方
嵯峨崎勝蓮 ◆ 日本医療コーディネーター協会 相談役 - 障害と「私の人生」
- 性的マイノリティの老いを考える
永易至文 ◆ NPO法人パープル・ハンズ事務局長 - 村上祥子の家族も美味しい♪ かんたん介護食レシピ
- ともにアート
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